借りたお金の返済延期の口約束は法的には有効か?無効か?

借りたお金の返済延期の口約束は法的には有効か?無効か?

行政書士補助者・田村は、青果店の経営者・中山正(42)に友人から借りたお金の返済についての相談を受ける。

相談内容は次の通り。

(1)中山は小学校からの友人から400万円を借りる。

(2)借用書には「返済期限は今月中」と書いた。

(3)その後、口約束で「今年中」に伸ばしてもらった。

(4)しかし、相手の気が変わり、「やはり今月中に返してくれ」と言われた。

(5)それを、元の約束通り、「今年いっぱい」に戻して欲しい。

さて、返済期限の口約束は、法的には有効か?無効か?

正解は・・・有効!

口約束でも、一度支払い期限を延長すると合意した以上、法的にはその約束は有効になる。

ただし・・・

相手が「そんな口約束はしていない」と言い出したら、振り出しに戻ってしまう。。

「口約束は水かけ論」という言葉がある。

「約束をした、いや、してない」というように、口約束はいつまでたっても水かけ論に終始してしまうもの。

といっても、実際は口約束をしたのに「していない」と嘘を付いていた場合には、不法行為として「損害賠償請求」をされる場合もありえる。

「損害賠償請求」とは、「嘘をついたから損した分の金をとりますよ」ということ。

ただし、不法行為としての「損害賠償請求」は口約束があったと立証できた場合の話。

そして、「立証責任」があるのは、今回の場合は、お金を借りた田村の依頼人の方。

「立証責任」とは証明する義務を負っていること。ちなみに、証明できなければ負けとなる。


【管理人の感想】
友人同士のお金の貸し借りの場合でも、ある程度の金額なら、口約束ではなく書面として残した方が後々のトラブルも少なそうですね。

「親しき仲にも礼儀あり」という諺もありますからね。


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