自分で勝手に給料の前借りをしてしまうのはNG

自分で勝手に給料の前借りをしてしまうのはNG

集金したお金を会社の持ってきた枯草。

家賃の支払いに困った枯草は、集金した金額から自分が今日まで働いた日当を差し引いた金額を会社に渡し、「前借りした分は私の給料から差し引いてもらって結構です。」と言う。

しかし、会社は「業務上横領」として、枯草を警察に通報する。

それを知ったやり手の行政書士・住吉美寿々と補助者の田村は、急いで警察署に向かう。

そして、住吉は枯草の行ったことが正当な行為だということを以下のように説明する。

(1)そもそも、枯草には会社に前借りを要求する正当な権利がある。

(2)集金したお金を勝手に持ち逃げしたというなら横領になる。

(3)しかし、枯草は集金したお金を会社に引き渡すその場で自らの前借り請求権を主張しただけ。

(4)確かに、勝手に相殺して、残金のみ引き渡したことは少々問題だが、それでも民事事件の範疇を出ない。


【管理人の感想】
この住吉の説得を見た田村は、「そんなめちゃくちゃなカバチ、よく思いつくよなぁー」と関心していました。

ちなみに、カバチとは広島弁で「文句」「屁理屈」のことだそうです。

行政書士という仕事は、臨機応変に非理屈が思いつく人じゃないとやっていけないようですね。

ただ、今回はたまたま警察の人がぺーぺーで運が良かったようです。普通なら、こんな理由で釈放はされないようですね。

ちなみに、相殺(そうさい)とは、「差し引いて、互いに損得がないようにすること。帳消しにすること。」とうい意味です。