派遣期間を過ぎても使用した場合の「労働者派遣法」

派遣期間を過ぎても使用した場合の「労働者派遣法」

やり手の行政書士・住吉美寿々の友人・岡本桂は、事務機器メーカーで働く派遣社員。

岡本は住吉に、派遣契約が切れたままズルズルと働かされていることを相談する。

住吉は、事務機器メーカーに乗り込み、労働者派遣法について説明する。

(1)御社は岡本を派遣期間が過ぎても使用していた。

(2)労働者派遣法は、派遣期間が過ぎても、派遣している者を引き続き使用する場合、派遣先の会社(つまり、御社)は直接雇用するよう申し込む義務があると定めている。

(3)つまり、御社は岡本を派遣社員としてではなく、正社員などの形で直接雇用するよう申し込む義務がある。

(4)ほんの少し期間をオーバーしただけでも、日数は関係ない。

(5)派遣元から派遣終了の通知を受けたにも関わらず、派遣期間を超えて使用したこと自体が問題。

(6)この状態をずるずると続けるつもりなら、労働基準監督署から行政指導してもらうしかない。

(7)岡本は御社に雇用されることを正式に要求する。


【管理人の感想】
ここ数年、派遣社員に関しては、いろいろとニュースで報道されていますが、こういった人って意外と多そうですね。

ふと思ったのですが、雑誌の定期購読みたいに、契約期間が来たら、派遣社員として雇うことの継続はできないのでしょうか?

このシーンでは、事務機器メーカーは「岡本さんが望むなら、派遣会社を通さずに直接雇用しましょう」と約束し、岡本は大喜びしました。

しかし、後日分かったことは、この直接雇用は正社員としてではなく、パートとしての雇用でした。

パートだと今の派遣の給料の半分以下になってしまうと落ち込む岡本。。

ただし、パートでも法的には問題ないそうです。